犬は、人よりも下の地位にいなければならないのか?(犬のしつけ) [犬のしつけ 考察]


「犬のしつけの常識」について考える


今日本で主流になっている考え方は、
「犬は、人よりも下の地位にいなければならない」
「主従関係をはっきりさせて、人がリーダーにならなければならない」
というものです。


この考え方の基になっているのは、
犬の祖先である「オオカミの群れ」の研究からによるらしいのですが、
簡単に言うと、『オオカミは群れは、
リーダー(アルファと呼ぶらしい)に従う習性があるので、
犬も同様に、縦社会の中で生きる動物であるから、
犬が人間をリーダー(アルファ)と認めない限り、
犬は人に従うことがない。』という理論です。


ですが、最近の研究では、
「犬は、人間を犬の仲間という認識はもたないので、
同族ではない人間をリーダーと認めることはない」という説もでてきているようで、
もし、この説が本当であるならば、
「犬と人は縦社会を築けない」ということになりますから、
今の日本で常識とされている理論は、
ことごとく間違いということになってしまうのです・・。


どちらにしても、しつけの目的は、
「わんこも人も幸せになること」なのですから、
まずは、何でも鵜呑みにせずに「本当なのかな?」と
「その情報は、古くないのかな?」と考え、調べてみることが
人もわんこも不幸になってしまうというようなことを防ぐ
唯一の手段なのではないでしょうか?


「いったいどちらが正しいのか?」白黒はっきりしないので、
なんだかもどかしい思いですが、もっと科学技術や研究が進めば、
明快な答えが出てくるのかもしれません。


ですが、現状はこのようにグレーゾーンのようですので、
常に色んな情報を集めて、事実かどうかを確認し、
そして、それを頭から100%信用することなく
自分にとって正しいと思うものを取捨選択する
ということが大切なのではないでしょうか?


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